宮城・仙台の住宅補助金・助成金まとめ2026|新築・リフォームでいくら使える?
宮城・仙台で使える住宅の補助金は、大きく「国の省エネ補助・住宅ローン控除」「宮城県の県産材・創エネ支援(耐震は市町村)」「仙台市の健幸省エネ補助」の3層に分かれます。新築なら国の制度、リフォームなら国と仙台市の制度が入口になります。ただし補助金は毎年見直され、予算の上限に達すると締切前でも終了することが多いため、早めの確認が肝心です。この記事では2026年(令和8年)10月13日時点で宮城・仙台の方が使える主な制度を、金額の目安つきで整理しました。
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この記事でわかること
- 宮城・仙台で使える住宅補助金・助成金の一覧と金額の目安
- 国の「みらいエコ住宅2026事業」と住宅ローン控除の要点
- 宮城県・仙台市・夢メッセみやぎ周辺の自治体の支援
- 補助金は併用できる?損をしないための申請のコツ
宮城・仙台の住宅補助金 早見表(2026年時点)
| 層 | 主な制度 | 対象 | 補助額の目安 |
|---|---|---|---|
| 国 | みらいエコ住宅2026事業 | 新築の省エネ住宅・断熱リフォーム | 新築は仙台市でGX志向型125万円・長期優良80万円・ZEH水準40万円(注文住宅のZEH水準は受付終了) |
| 国 | 住宅ローン控除 | 新築・一部リフォーム | 年末残高×0.7%を最大13年 |
| 宮城県 | 県産材/スマートエネルギー(耐震は市町村) | 県産材・太陽光・窓の断熱等 | スマートエネルギー住宅は窓1か所8,000〜18,000円など(三次は11/24〜12/4) |
| 仙台市 | せんだい健幸省エネ住宅補助金(部分改修向け) | 部分的な断熱改修 | 窓10万/床壁屋根天井30万/LED5万(上限・合計最大45万円) |
| 仙台市 | せんだい健幸省エネ住宅補助金(新築向け) | ZEH+市独自の断熱基準の新築 | 上限148万〜270万円(国の補助とは併用不可) |
| 近隣自治体 | 多賀城・塩竈・利府・七ヶ浜 ほか | 耐震改修・新婚世帯応援・窓断熱など | 自治体により異なる |
宮城・仙台の住宅補助金は「国・県・市」の3層で考える
住宅に使える公的な支援は「国」「宮城県」「市区町村(仙台市など)」の3層に分かれます。省エネ性能を高める工事は国、地域材の活用は県、耐震は市町村、部分的な断熱改修や子育て・移住支援は市区町村、というように担当が分かれているのが特徴です。まずは自分の工事がどの層に当てはまるかを確認し、使える制度を組み合わせて考えるのがコツです。
新築で使える国の補助金は?(みらいエコ住宅2026事業)
2026年の国の代表的な住宅補助金が「みらいエコ住宅2026事業」です。新築では、仙台市(省エネ地域区分の4地域)の場合、GX志向型住宅が125万円、長期優良住宅が80万円(古い家の除却を伴う場合は+20万円で100万円)、ZEH水準住宅が40万円です(床面積50〜240㎡・2026年10月13日時点)。新築は国土交通省と環境省の合同、リフォームは国土交通省が担う事業で、2025年度までの「子育てグリーン住宅支援事業」の後継にあたります。
新築は、省エネ性能の高い「GX志向型住宅」が全世帯を対象、「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」は子育て世帯・若者夫婦世帯が対象です。リフォームは、平成28年(2016年)12月31日以前に新築された住宅が対象で、建築時期と改修の水準に応じて最大100万円です。注意したいのは、予算の上限に達すると締切前でも受付が終了する点です。2026年10月13日時点の予算に対する申請額は、GX志向型が約64%、長期優良住宅・ZEH水準が約38%、リフォームが約9%で、注文住宅のZEH水準はすでに交付申請が終了しています(2026年9月30日)。金額・要件・締切の最新情報は、必ず国の公式サイトでご確認ください。
リフォームでは、ほかに環境省の「先進的窓リノベ2026事業」(1戸あたり上限100万円。内窓の例:Pグレードの大サイズ[2.8〜4.0㎡]1か所で8.9万円)と、経済産業省の「給湯省エネ2026事業」(エコキュートは1台あたり最大10万円)があります。いずれも申請するのは登録事業者で、予約は任意で2026年11月16日まで、交付申請は予約をしなくても12月31日までです(予算に達し次第終了。2026年10月13日時点の予算に対する申請額は、窓リノベ約28%・給湯省エネ約50%)。同じ窓や給湯器に国の補助を重ねて受けることはできず、窓の断熱改修は窓リノベが先に使われます。
住宅ローン控除(住宅ローン減税)はいくら戻る?
住宅ローンを組んで家を取得・リフォームすると、年末のローン残高の0.7%を、最大13年間(既存住宅は、長期優良住宅・低炭素住宅・ZEH水準・省エネ基準のいずれかに適合する住宅なら13年、それ以外の既存住宅とリフォームは10年)にわたって所得税・住民税から差し引けます。2026年(令和8年)から2030年(令和12年)までの入居が対象で、床面積は原則40平方メートル以上(合計所得金額が1,000万円を超える方と、子育て世帯等の上乗せ枠を使う方は50平方メートル以上)が要件です。
控除の対象となる借入限度額は住宅の省エネ性能で変わります。新築では、認定長期優良住宅・低炭素住宅は4,500万円、省エネ基準に適合した住宅は2,000万円などが目安です。既存住宅は、長期優良・低炭素・ZEH水準が3,500万円(子育て世帯等は4,500万円)、省エネ基準適合が2,000万円(同3,000万円)です。新築では、子育て世帯・若者夫婦世帯(19歳未満の子がいる、または夫婦のいずれかが40歳未満)はさらに上乗せがあります。なお令和8年度税制改正で、2028年(令和10年)以降に建築確認を受ける新築住宅は、省エネ基準に適合しただけでは控除の対象外となることが決まっています(令和10年以降の入居では、災害レッドゾーンの新築も対象外)。詳しい金額や適用要件は、国土交通省や国税庁の公式情報で最新をご確認ください。
宮城県の住宅支援には何がある?
宮城県が個人向けに行う主な補助は次の2つです。耐震改修などへの県の直接補助はなく、耐震は市町村の窓口になります。金額・要件は年度で見直されるため、宮城県の住宅支援制度ページと担当窓口で最新をご確認ください。
- スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金(令和8年度):窓の断熱改修(1か所8,000〜18,000円・窓等の上限9万円)や外壁・屋根・床の断熱、太陽光(蓄電池かV2Hと同時設置で3万円)・蓄電池(4万円)などを支援。県内に住む住宅の所有者が対象で、工事の後に申し込む方式です。「うちエコ診断」の受診などが条件になります。一次・二次(〜10月9日)は終了し、三次は2026年11月24日〜12月4日(対象は10月1日〜11月30日に工事が完了したもの。太陽光は受給開始日)です。
- 県産材利用サステナブル住宅普及促進事業:県産材を使う新築・増改築が対象。リフォームは柱材など1立方メートルあたり28,000円、または床下地・内装材1平方メートルあたり3,000円(上限20万円)で、県産材3立方メートル以上または60平方メートル以上の使用が条件です。窓口は宮城県木材協同組合。申請期限は2027年3月19日までの先着ですが、2026年10月2日時点で残りの予算は約140棟分で、12月中に予算が尽きる見込みと案内されています(リフォーム枠は約10件)。
仙台市のリフォーム補助金はいくら?(せんだい健幸省エネ住宅補助金)
仙台市の「せんだい健幸省エネ住宅補助金(部分改修向け)」は、窓・床・壁・屋根・天井の断熱改修と、それと同時に行うLED照明への交換が対象です(2026年度・令和8年4月1日以降に着手した工事)。補助の上限は次のとおりで、合計の最大は45万円です。
| 対象工事 | 補助上限 |
|---|---|
| 窓の断熱改修 | 10万円(1か所1.2万〜3.4万円・窓リノベ事業の登録製品のみ) |
| 床・壁・屋根・天井の断熱改修 | 30万円(1平方メートルあたり2,000円) |
| LED照明への交換 | 5万円(補助率1/3・断熱改修と同時の電気工事のみ) |
仙台市にはこのほか、新築向けの「せんだい健幸省エネ住宅補助金」(ZEHに市独自の断熱基準を加えた住宅が対象・上限148万〜270万円・申請は2026年12月15日まで先着・国のみらいエコ住宅などとは併用不可)、断熱改修を建物全体で行う戸建て向けの「全体改修向け」(上限120万円・工事着手前の写真撮影とBELS評価書が必要・受付状況は公式で確認を)、既存戸建ての太陽光発電+蓄電池(定額30万円・先着・2026年12月15日まで・工事前の申請が必要)などがあります。灯油式からエアコン・エコキュート等へ替える「空調・給湯転換補助金」は、2026年度分の受付を終了しました。
2026年度に残る主な受付(2026年10月13日時点)
- 国(先進的窓リノベ・給湯省エネ・みらいエコ住宅):交付申請は12月31日まで(予約は任意で11月16日まで・予算に達し次第終了)
- 宮城県スマートエネルギー住宅補助金:三次は11月24日〜12月4日
- 仙台市の部分改修向け:第3回は12月1日〜10日
- 仙台市の新築向け・太陽光+蓄電池・V2H:12月15日まで(先着。工事前の申請が必要なものがあります)
- 仙台市の全体改修向け:12月15日まで(予算120万円。申請が複数なら抽選)
- 環境省の既存住宅の断熱リフォーム支援事業(戸建て上限120万円):12月11日17時まで(メール必着・予算に達し次第終了)
これらはすべて、2027年1月16日(土)の次回フェアの会期より前に締め切られます。気になる制度は、早めに公式窓口で確認しましょう。
補助金は併用できる?国・県・市の組み合わせ方
制度によっては、国・県・市の補助を組み合わせて使えます。ただし同じ工事に複数の補助を重ねて受けられない場合があるため、各制度の要件を窓口で確認するのが前提です。たとえば県のスマートエネルギー住宅補助金は、国や市町村の補助との併用申込ができますが、補助金の合計が消費税抜きの実費を上回ることはできません。やりたい工事ごとに、主にどの層の制度が使えるかの目安を整理しました。
| やりたい工事 | 主に使える層・制度 |
|---|---|
| 窓・断熱リフォーム | 国(先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026)+宮城県(スマートエネルギー住宅)+仙台市(健幸省エネ)※同じ窓に国の補助は重ねられず、市は国の補助額を差し引いた額が対象 |
| 耐震改修 | 各市町村(木造住宅の耐震改修助成。県の直接補助はなし) |
| 太陽光・蓄電池 | 宮城県(スマートエネルギー住宅)+仙台市(既存戸建の太陽光+蓄電池など)※国費の補助を受けると市の補助は対象外 |
| 新築(省エネ住宅) | 国(みらいエコ住宅2026)か仙台市(健幸省エネ・新築向け)のどちらか(併用不可)+住宅ローン控除+県産材の活用支援 |
夢メッセみやぎ周辺の自治体(多賀城・塩竈など)の補助は?
仙台港エリア(夢メッセみやぎ周辺)の近隣9市町(多賀城市・塩竈市・利府町・七ヶ浜町・松島町・名取市・岩沼市・富谷市・柴田町)の公式サイトを確認したところ(2026年10月13日時点)、耐震改修とセットでない一般的なリフォーム全般への補助は見つかりませんでした。共通して用意されているのは木造住宅の耐震改修補助で、多くは契約・着工前の申請が必要です。このほか、塩竈市と松島町には新婚世帯の応援制度(リフォーム費用も対象)、多賀城市には窓の断熱改修支援(国の窓補助を受けた世帯に、窓工事費から国の補助額を引いた額の2分の1・上限10万円・2026年12月25日必着)があります。受付状況は自治体ごと・年度ごとに異なるので、お住まい予定の市町村の公式ホームページで確認しておきましょう。
補助金で損をしないための3つのポイント
- 早めに動く:多くの補助金は予算の上限に達すると締切前でも終了します(仙台市の部分改修は予算を超えた回は抽選)。工事を決める前に対象になるか確認し、市の太陽光・耐震改修は工事前の申請、市の部分改修は工事前の写真撮影が必要など、手続きの順番も確かめましょう。
- 必ず公式・窓口で最新を確認する:金額・期限・条件は毎年変わります。まとめサイトの情報だけで判断しないことが大切です。
- 複数の住宅会社に相談する:対象工事の内容や申請サポートの手厚さは会社によって異なります。数社に聞くと選択肢が見えます。
よくある質問(FAQ)
宮城・仙台の住宅補助金は最大いくらもらえますか?
国・県・仙台市の制度を工事内容ごとに組み合わせると、リフォームでは国の先進的窓リノベ2026事業が1戸あたり最大100万円、環境省の断熱リフォーム支援事業が戸建て最大120万円です。新築では国のみらいエコ住宅2026事業のGX志向型住宅が125万円(仙台市の場合)、仙台市の新築向け補助は最大270万円(国の補助とは併用不可)です(2026年10月13日時点・公式で要確認)。これに住宅ローン控除が加わります。
新築でも補助金は使えますか?
使えます。新築は国のみらいエコ住宅2026事業(仙台市ではGX志向型125万円・長期優良住宅80万円・ZEH水準40万円。注文住宅のZEH水準は受付終了)と住宅ローン控除が中心です。仙台市には新築向けの健幸省エネ住宅補助金(ZEHに市独自の断熱基準を加えた住宅が対象・上限148万〜270万円)もありますが、国のみらいエコ住宅などとは併用できません。部分改修向けの補助は、リフォーム向けです。
2025年度の補助金と何が変わりましたか?
国の省エネ事業は年度ごとに名称・予算枠・締切が変わります。2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」は受付を終了し、2026年度は後継の「みらいエコ住宅2026事業」に切り替わりました。前年度分の受付は終了している場合があります。
国と市の補助金は併用できますか?
制度によっては併用できます。たとえば仙台市の部分改修向けは、国や県の補助額を差し引いた額が補助対象経費になります。一方、同じ窓や給湯器に国の補助を重ねることはできず、市の新築向けは国のみらいエコ住宅などと併用できません。国費が入っている自治体の制度とは併用できない場合もあるため、各制度の要件を各窓口で確認してください。
補助金はいつ申請すればいいですか?
制度によって順番が違います。国の住宅省エネ2026キャンペーンは登録事業者が申請し、予約は任意で2026年11月16日まで、交付申請は予約をしなくても12月31日までです。県のスマートエネルギー住宅補助金と仙台市の部分改修は工事後の申込ですが、市の部分改修は工事前の写真撮影が必須で、市の太陽光・V2H・耐震改修は工事前の申請が必要です。予算上限で早期終了する制度が多いため、工事を決める前に対象になるか確認するのが安全です。
補助金はどこに相談すればいいですか?
制度の窓口(市区町村・事務局)と、施工を頼む住宅会社の両方です。住宅会社は対象工事の設計や申請サポートに慣れているところも多く、複数社に聞くと選択肢が見えます。
補助金の相談は「宮城・仙台新築リフォームフェア」で
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次回は2027年1月16日(土)・17日(日)、夢メッセみやぎ(仙台市宮城野区)で開催予定です。入場無料。新築・注文住宅・リフォーム・建て替えを検討中の方は、ぜひご来場ください。
執筆・監修:山澤 敦(宮城・仙台新築リフォームフェア 実行委員長)
宮城・仙台の住まいづくりを、地元の住宅会社とともに応援しています。
※本記事の情報は2026年10月13日時点のものです。補助金・税制・住宅ローン金利・省エネ基準等は変更される場合があり、予算の上限に達すると受付が終了することがあります。最新の情報や適用の可否は、各制度の窓口・住宅会社・金融機関へ直接ご確認ください。
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